家にも寿命があり、一定期間が過ぎると建て替えなくてはなりません。その目安は木造住宅は30年前後、鉄骨住宅は43年前後。その度に解体した資材を処理し、新築しなければなりません。コンクリート住宅ならー度建てれば100 年以上持つので、資源面はもちろん、長い目で見るとコスト面もすぐれています。実は「環境に優しい」ことは「お財布に優しい」ことにもつながるのです。
車やバイクなど、家の外の音って結構気になるもの。交通量の多い道路沿いに新築する場合は、とくに気をつけておきたいところです。こんな外部の騒音や生活音を気にせず暮らすためには、「外の音をはね返す」こと。レスコハウスの構造躯体なら、街中でも静かな空間で暮らすことが出来ます。
コンクリートはもともとアルカリ性です。しかし、時間が経過するにつれ、大気中の炭酸ガスと反応して徐々に中性化します。コンクリートが中性化すると、内部に使われている鉄筋が酸化しサビていきます。この、炭酸ガスによる中性化の進行スピードは、水セメント比の大小に影響し、少ないものほど中性化しにくいといわれています。レスコハウスでは、PCパネルに採用するコンクリートを一般的なコンクリートと比べ、水セメント比で約20%少ないものに限定。その品質を保っています。
建築後28年が経過した建物の耐久性能を調査した結果、コンクリートの劣化はほとんどなく、圧縮強度も50N/mm2という高い数値を維持していました。また、同じ建物からPCコアを採取し中性化の深さを調べたところ(フェノールフタレイン1%を塗布。ピンク色部分がアルカリ性、無色部分が中性化を示しています)大部分がピンクのアルカリ性を示し、ほとんど中性化していないことも確認されています。このように、レスコハウスのPCパネルは長期にわたり品質を維持できる優れた素材であり、(財)日本建築センターから「推定耐用年数183年」という認定も受けています。
建物の評価基準、ご存知ですか?税法上では、建物の用途や構造によって使用に耐えうる「法定耐用年数」を定めています。この基準では住宅の場合、木造は22年、重量鉄骨で34年、コンクリートの場合は47年と最も長くなっています。この基準値は中古建物の評価にも使用されています。
法定耐用年数が長いほど減価額は少なく、評価額が目減りしません。また、金融機関はこの法定耐用年数の残存期間を目安にローン期間を設定するため、 残存期間が長いほど売却時に買い手が融資を受けやすくなります。価値が下がらないということは、売りたいときに売りやすいということ。資産価値が最も高いコンクリート住宅のメリットです。