みなさんこんにちは。
11月ですが、まだ例年に比べて暖かいように感じます。
これから先は寒くなることが予想されます。
寒さに慣れていない時期は、体調を崩しやすいので
暖かくしてお過ごしください。
さて、今回は賃貸経営を検討されている皆様に、
LDKとは何畳からLDKと呼んでよいのか?という問題についてお話いたします。
◆LDKと呼べる畳数は決まっている
賃貸経営を考える際に、まずどんな間取りで作るかということを考えると思います。
駅からの距離や周辺環境によって、1Kや1LDK、2LDKなど最適な間取りを選定し、
計画していくことになります。
実はあまり知られていませんが、LDK(リビングダイニングキッチン)や
DK(ダイニングキッチン)にはその言葉自体がしっかりと定義されており、
LDKやDKと呼ぶためには広さの基準も設けられているのです。
それを知らないと、間取りを作ってみたはいいものの、
1LDKと呼ぶ基準を満たしておらず、1DKにしかならない!なんてことに
なってしまう可能性がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
◆不動産公正取引協議会
不動産の取引にかかわる表示については、
「不動産公正取引協議会」というところが不動産の構成競争規約というものを定めており、
LDKやDKの定義や、その求められる広さなども、この中で定められています。
具体的に見ていきましょう。
ダイニング・キッチン(DK): 台所と食堂の機能が1室に併存している部屋をいい、
住宅の居室(寝室)数に応じ、その用途にって使用するために必要な広さ、
形状及び機能を有するものをいう。
リビング・ダイニング・キッチン(LDK) :居間と台所と食堂の機能が
1室に併存する部屋をいい、住宅の居室(寝室)数に応じ、
その用途に従って使用するために必要な広さ、形状及び機能を有するものをいう。
まず定義としては上記となります。
一般的に賃貸を検索する場合、DKよりもLDKを探される方が多く、
ポータルサイトなどでの検索においてもLDK表記になっていることが
優位に働きます。そのため、賃貸経営を考える際には、
できる限り1DKや2DKよりも1LDKや2LDK表記になるようにしていく必要があります。
しかし何でもかんでもLDK表記にしてよいわけではありません。
広さの基準は以下の通りです。
居室(寝室)数 | DK | LDK |
1部屋 | 4.5畳 | 8畳 |
2部屋 | 6畳以上 | 10畳以上 |
つまり1LDKと表示するためにはLDK部分が8畳必要となります。
また、2LDKの場合は10畳以上が必要です。
◆賃貸経営で1LDKや2LDKを検討するなら
上でも記載した通り、1LDKと1DKではニーズにおいて大きな差があります。
あまり深く考えず、1DKの間取りとしてしまうとリーシングにおいて
苦戦をするという可能性があります。
実は間取り表記には決まりがあるということを知っておくことで、
条件をクリアし、しっかりとニーズのある間取り表記ができるかどうかを
確認していくようにいたしましょう。
◆まとめ
間取り表記について、ありふれているものではありますが、
深く考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。
賃貸経営を考えるのであれば、募集をしていくにあたってのルール等も
把握しながら、ニーズに答えられるように知識をつけていく必要があります。
ぜひ今回の内容を参考に、考えてみてください。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!
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