みなさんこんにちは。
最近風が強い日が続いていますね。
花粉の季節ですので、風が強いと次の日には
目は鼻が大変な状態になってしまいます。
もうすぐ桜の咲く季節ですが、これだけ風が強い日が続いてしまうと
すぐに散ってしまうので、早くおさまってほしいものです。
さて、今回は先日話題になったマイナス金利政策の解除についてお話します。
◆マイナス金利とは?
私たちの生活にとってプラスになるのは、【預金金利の上昇】です。
マイナス金利政策が行われていた約17年間、通常の金融機関の
預金金利はおおむね0.001%となっていました。
預金をしていても、ほとんど金利が付かない状態です。
マイナス金利政策が解除されたことで、預金金利が上昇することが
予想されています。約17年ぶりに金利のある状態が復活することになります。
私たちの生活にとってマイナスなのが、【住宅ローン金利の引き上げ】です。
実は固定金利の水準は、先んじて上昇傾向にあります。
逆に短期プライムレートを参考に決められている変動金利については、
変わっていなかったというのが現状です。
ちなみに現在住宅ローンを組んでいる方の7割以上が変動金利を選択している
と言われており、この変動金利が今後上昇するとなると、大きな影響があります。
では、金利が上昇すると、すぐに返済額に影響が出るのでしょうか。
実際にはそうではありません。
金利タイプが変動金利で、かつ元利均等返済方式で借りている場合、
金利が上がっても5年間は返済額が変わりません。
また6年目から上がっても前回支払額の125%以内に抑えるというルールがあります。
ただ、これにあくまでも経過措置で、
金利上昇分を支払わなくでよいわけではありません。
返済額に占める元本の割合を下げることで
毎月の返済額が調整されているだけで、金利が上昇した分、
総返済額は増えます。毎月の返済額が抑えられることで、
金利上昇に備える時間が生まれるということなのです。
対策としては、繰り上げ返済をすることが考えられます。
ですが、住宅ローン控除を利用されている方は、
繰り上げ返済をすることによるメリットと、
住宅ローンの残額が減ることによるデメリットを見比べて、
どちらがメリットが大きいか、しっかり確認していくことが必要です。
◆まとめ
私たちの生活に大きな影響が出そうな、マイナス金利政策の解除。
これから住宅建築を考えている方は、住宅ローンの組み方について
今まで以上に検討が必要になります。
気になる方は、各展示場で資金計画についてご確認ください。
https://www.rescohouse.co.jp/form/reservation/
今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!