みなさんこんにちは!
野球の日本代表が、WBCにて優勝しましたね!
準決勝は祝日だったので、ご覧になった方が多かったのではないでしょうか。
決勝は平日だったので、仕事をしながらそわそわ。
勝利の瞬間には、至る所から歓声が聞こえていました。
大谷選手が試合前の円陣で「今日だけは憧れを捨てて、勝ちに行きましょう」と
話していました。憧れているものに対して、
勝ちたいという気持ちはあっても、どこか相手が相手だから…と、
無意識に諦めの気持ちが入ってきてしまいます。
決勝という時だけは、倒す相手としてアメリカと戦った日本代表、
めちゃくちゃかっこよかったですね。
さて、今回もオーナー様へのインタビュー内容をご紹介いたします。
前回は家づくりのきっかけやメーカー選定について伺いました。
今回は、家づくり中に気づいたことや、災害に対する考え方をご紹介します。
K様邸
建設地:千葉県船橋市
ご家族構成:ご夫婦+お子様
階数:3階建て
延床面積:187.95㎡
◆検討中に気が付いたこと
高気密の住宅に住みたいと考えていたK様。
しかし、高気密住宅では「湿気」が気になりました。
木造でお金をかけて高気密住宅を建てた場合、
湿気が家の中にこもってしまうことになります。
木造は構造体自体が湿気によってダメージを受けてしまいます。
数年おきに、リフォームにて構造体の耐力チェックをしなければ、
安心して30年、40年と暮らし続けることが難しくなります。
その点コンクリート住宅は、たとえ湿気がこもったとしても、
構造体に影響はありません。
気密性の高さを家に求めるというのは、もちろん重要な
ことではありますが、それを追い求めることによるデメリットに
着目すると、より選ぶ構造が浮かび上がったようです。
◆地震と台風に強い家
元々地震に強い家というのは念頭にあったK様。
ただ、数年前にお住まいの地域が台風によって大きな被害を
受けたことから、それからは台風に強い家づくりということも
念頭に置きながらの家づくりとなりました。
もともと木造住宅を検討から外したのは、
3階建てで地震や台風に強い建物を建てることを考えた場合、
木造では様々な制限があり、断念されたという経緯があります。
建物として地震、台風にこだわっただけでなく
引き違いの窓についてはシャッターを取り付け、
シャッターがつかない小さな窓については
防犯ガラスとすることで、ガラス自体の強度を高めています。
どんなに建物が強くても、例えば強風でものが飛ばされてきて、
ガラス部分にあたってしまうと、通常は被害を受けてしまいます。
その点、シャッターによって保護しておけばその心配はかなり
軽減されますし、防犯ガラスも同様の効果があります。
※もちろん、建物自体も物の衝突で損傷してしまっては
困ってしまいます。木造や鉄骨造の住宅と異なり、
コンクリート住宅はコンクリートの構造体で囲まれているため、
構造的に弱い部分が非常に少なくなっています。
まるで3匹の子ぶたのお話のようですが、
実際にコンクリート住宅には地震だけでなく台風に対する
強さもほかの住宅とは比べ物にならないのです。
◆まとめ
高気密高断熱の住宅が良い!と、
数値ばかりを追い求めていると、だからこその影響に気づけないかもしれません。
湿気がこもってしまうというデメリットは、木造住宅にとっては
大きな問題になります。気密性が高いということは、
外からの空気に侵入がないものの、中の空気も入れ替わりにくいということ。
高気密住宅を求めるなら、その影響も把握し、
湿気によって耐力が低下しない住宅とするべきです。
また、地震だけでなく台風に対する強さもコンクリート住宅は
折り紙つきです。
ぜひみなさまコンクリート住宅とは何かを確かめにきてみてください。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!