2023年03月31日

お宅訪問 K様(3階建て)家づくり検討編2

みなさんこんにちは!

 

野球の日本代表が、WBCにて優勝しましたね!

準決勝は祝日だったので、ご覧になった方が多かったのではないでしょうか。

決勝は平日だったので、仕事をしながらそわそわ。

勝利の瞬間には、至る所から歓声が聞こえていました。

大谷選手が試合前の円陣で「今日だけは憧れを捨てて、勝ちに行きましょう」と

話していました。憧れているものに対して、

勝ちたいという気持ちはあっても、どこか相手が相手だから…と、

無意識に諦めの気持ちが入ってきてしまいます。

決勝という時だけは、倒す相手としてアメリカと戦った日本代表、

めちゃくちゃかっこよかったですね。

 

さて、今回もオーナー様へのインタビュー内容をご紹介いたします。

前回は家づくりのきっかけやメーカー選定について伺いました。

今回は、家づくり中に気づいたことや、災害に対する考え方をご紹介します。

K様邸

建設地:千葉県船橋市

ご家族構成:ご夫婦+お子様

階数:3階建て

延床面積:187.95㎡

 

◆検討中に気が付いたこと

高気密の住宅に住みたいと考えていたK様。

しかし、高気密住宅では「湿気」が気になりました。

木造でお金をかけて高気密住宅を建てた場合、

湿気が家の中にこもってしまうことになります。

木造は構造体自体が湿気によってダメージを受けてしまいます。

数年おきに、リフォームにて構造体の耐力チェックをしなければ、

安心して30年、40年と暮らし続けることが難しくなります。

その点コンクリート住宅は、たとえ湿気がこもったとしても、

構造体に影響はありません。

気密性の高さを家に求めるというのは、もちろん重要な

ことではありますが、それを追い求めることによるデメリットに

着目すると、より選ぶ構造が浮かび上がったようです。

 

◆地震と台風に強い家

元々地震に強い家というのは念頭にあったK様。

ただ、数年前にお住まいの地域が台風によって大きな被害を

受けたことから、それからは台風に強い家づくりということも

念頭に置きながらの家づくりとなりました。

もともと木造住宅を検討から外したのは、

3階建てで地震や台風に強い建物を建てることを考えた場合、

木造では様々な制限があり、断念されたという経緯があります。

建物として地震、台風にこだわっただけでなく

引き違いの窓についてはシャッターを取り付け、

シャッターがつかない小さな窓については

防犯ガラスとすることで、ガラス自体の強度を高めています。

どんなに建物が強くても、例えば強風でものが飛ばされてきて、

ガラス部分にあたってしまうと、通常は被害を受けてしまいます。

その点、シャッターによって保護しておけばその心配はかなり

軽減されますし、防犯ガラスも同様の効果があります。

※もちろん、建物自体も物の衝突で損傷してしまっては

困ってしまいます。木造や鉄骨造の住宅と異なり、

コンクリート住宅はコンクリートの構造体で囲まれているため、

構造的に弱い部分が非常に少なくなっています。

まるで3匹の子ぶたのお話のようですが、

実際にコンクリート住宅には地震だけでなく台風に対する

強さもほかの住宅とは比べ物にならないのです。

 

◆まとめ

高気密高断熱の住宅が良い!と、

数値ばかりを追い求めていると、だからこその影響に気づけないかもしれません。

湿気がこもってしまうというデメリットは、木造住宅にとっては

大きな問題になります。気密性が高いということは、

外からの空気に侵入がないものの、中の空気も入れ替わりにくいということ。

高気密住宅を求めるなら、その影響も把握し、

湿気によって耐力が低下しない住宅とするべきです。

また、地震だけでなく台風に対する強さもコンクリート住宅は

折り紙つきです。

ぜひみなさまコンクリート住宅とは何かを確かめにきてみてください。

今回もお読みいただきありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに!