2021年11月20日

30年前の間取りを見て思うこと

みなさんこんにちは!

 

来週あたりから寒波が到来し、

急に寒くなることが予想されたいます。

また、今年の冬はラニーニャ現象により、

昨年よりも寒くなると言われています。

ヨーロッパなどでは新型コロナウイルスの感染者数が

また増えてしまっているようなので、

体調に気を付けながら暖かくして過ごしましょう。

 

さて、今回は「間取り」に関してをお届けします。

 

◆30年前の間取り

約30年前の戸建て住宅の間取りを見ると、

「昔ながらの間取りだな」と感じます。

居室はほとんど和室で、食堂と居間が分かれていて、

階段も一段一段が高く、お風呂もシステムバスではなく在来工法です。

今の家の間取りとはかなり違いますよね。

家の間取りが進化した要因は、大きく分けて2つあると思います。

1つは、住宅関連技術が向上し、できることが多くなったこと。

いくつもの柱で支えなければならなかったため、

大空間が取れなかった時代から、大きく開放的な空間が作れるように

なったことなどが挙げられます。

もう1つは、暮らし方の変化に合わせて間取りが変わったこと。

共働き世帯が増えたり、子供の数が減ったりということが

現在の間取り形成に大きな影響を与えています。

 

◆30年後の間取り

では、これから30年後の間取りはどのようになっているでしょうか。

もしかしたら、部屋という概念がなくなって、

大きな大空間を仕切りで区切るような家になっているかもしれません。

もしかしたら、地下室が普及しているかもしれません。

もしかしたら、オフィスという概念が薄まって、

多くの人が家にオフィス空間を持つようになっているかもしれません。

もしかしたら、家を2つ持つことが普通になっているかもしれません。

今回の新型コロナウイルスは、これからの人々の暮らし方に

大きな影響を与えたのではないかと思います。

これをきっかけに、間取りも大きく変化していく可能性があります。

 

◆暮らし方が変わったときには、リフォームしたい

30年後に暮らし方が大きく変わったとき、

築30年の家をリフォームすることも選択肢の1つです。

ですが、そもそもすでに築30年。

木造住宅だと、建替えを検討する時期でもあります。

ですが、30年後の自分はもちろん30年分歳をとっています。

建替えを決断するのはなかなか簡単なことではないですよね。

間取りは変えたいが、建物もいろいろとガタが来ている。

でも今から建替えるのもな…悩ましいですよね。

やはり、建物の寿命が長く、何度でもリフォームできるような

家を今建てておくことが重要になるのではないでしょうか。

 

◆コンクリート住宅は孫にも引き継げる

レスコハウスのコンクリート住宅は、

工場でパネルにしたコンクリートを現場で組み立てる工法です。

コンクリートパネル自体は、183年の長寿命。

自分だけではなく、子供にも孫にも引き継げ、

将来何度でもリフォームができます。

建物の寿命を気にしなくてよいので、

暮らしの変化に合わせて変化できるのがうれしいですね。

 

◆未来のことはわからないから

未来のことは、誰にもわかりません。

今一生懸命間取りを考えても、家族構成や暮らし方が変われば、

その間取りも正解ではなくなっていきます。

ならば、建物の寿命を延ばして将来的に変化できる家としておくことが

重要ではないでしょうか。

 

以上、今回もお読みいただきありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに!