みなさんこんにちは。
ここ数日、涼しい日が続いています。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、
いつも以上に気を付けましょう。
また、新型コロナウイルスの新規感染者数も
まだまだ多い状況です。
感染対策をする!と意気込むとストレスになるので、
感染対策することを日常にしながら、
元の生活を取り戻せるように気を付けていきましょう。
さて、今回は9月1日の「防災の日」について取り上げます。
◆年に一度の再確認
防災について、日ごろから気を付けていて、
常に対策を怠っていません!という方もいるかもしれませんが、
多くの方は忙しい毎日に追われて、防災のことまで
気にしていられないという状態ではないでしょうか。
そんな方でも、年に一度防災について考えるタイミングとなるのが
「防災の日」です。
災害が起こったときのことはもちろん、
避難所の確認や非常食など、これを機に確認しておきましょう。
大人だけでなく、子供たちも学校などで防災訓練が行われます。
家族全員で防災について話し合う良い機会となるはずです。
◆確認事項
防災について考えると言っても、何を確認したらよいのかわからない
という方もいらっしゃるでしょう。
そういう時は、各種自治体や関係組織が作っている
チェックシートを確認しながら話し合うとよいでしょう。
個人的に良いと思ったのは、神奈川県の「地震防災チェックシート」です。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/cnt/f370017/index.html
防災チェックシートと検索すると、よく出てくるのが
非常食や持ち出し品のチェックシートです。
もちろんそれも必要なのですが、
神奈川県のチェックリストが優れているのは、非常時に持ち出すものや
非常食のリストとするだけでなく、自分たちが避難するべき避難所や、
家族で議論するためのきっかけになるようなチェックシートになっているのです。
では、改めて神奈川県の地震防災チェックシートのチェック内容を見てみましょう。
①避難場所、避難所の確認
避難場所と避難所は違います。
避難場所:災害の危機から一時的に非難する場所。
避難所:災害によって、自宅での生活が困難になった場合に、しばらく生活する場所。
意外と自分が避難するべき場所がわからないという方もいらっしゃると
思います。自分たちが避難する場所を書く出すことで、
いざという時に備えます。
②非常持ち出し品確認
いざという時に家から持ち出すものと、
非常時に必要となる食料などのリストになっています。
③地震に強い家にしよう
昭和56年以前に建てられた住宅は、旧耐震基準で建てられています。
旧耐震基準の住宅は災害によって倒壊してしまう可能性があり、
今自分たちが住んでいる家がどういった状態なのかを確認しておく
必要があるでしょう。
④屋内の危険個所を確認しよう。
・転倒してしまうような大型な家具がないか、
転倒してしまいそうなものについては、転倒防止措置がされているか。
・出入口をふさいでしまうようなものの置き方はしていないか。
・ガラスが割れて飛散しないようにシートが貼ってあるか。
あらかじめ上記の内容を確認することで、
いざという時の心構えにもなるでしょう。
⑤家族防災会議を開こう
家族内での役割分担や、家族同士の連絡手段など、
みんなで話し合います。
家族の安否を確認する方法として、災害用伝言ダイヤル等の確認もしておきましょう。
⑥津波にそなえよう。
地震の後には津波がくるという前提で話し合いましょう。
東日本大震災では、自信での被害もありながら、
津波によって甚大な被害がもたらされました。
⑦職場や外出先での災害に備えよう
職場で災害に遭遇したらどうするのか。
学校で災害に遭遇したらどうするのか。
外出中に災害に遭遇したらどうするのか。
それぞれ家族で話し合いましょう。
そうすることで、普段持ち歩くバッグなどに入れておくものが変わるかもしれません。
◆一番大切なこと
細かくチェックシートを確認したり、
もれなく様々なものを準備するなども重要なのですが、
一番大切なことは「家族全員で話し合うこと」です。
家族で災害について話し合い、いざという時の行動を
確認することで、不安も解消されます。
年に一度、毎年この時期に災害について
家族全員で考えるということを定例イベントとして、
いざという時に備えて家族を守りましょう。
以上、今回は防災の日についてお話させていただきました。
災害に強い家について考えた際に、
建替えるという選択肢になる方もいらっしゃると思います。
そんな方は、ぜひレスコハウスを一度ご覧ください。
鉄筋コンクリートの住宅が、家族全員を守ります。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!