2025年02月01日

軸組工法と壁工法の違い

みなさんこんにちは。

 

今回は、家の建築工法である軸組み工法と壁工法の違いについて、

まとめたいと思います。

それぞれの工法には特徴があり、住まいの快適性や安全性、

デザイン性などに影響を与えます。

工法に違いがあるのはわかるけど、具体的な違いがわからないという方は、

ぜひご覧ください。

 

1. 軸組工法とは

軸組工法は、柱や梁などの軸組(骨組み)で建物を支える工法です。

日本の伝統的な木造建築に用いられてきた工法で、在来工法とも呼ばれます。

軸組工法のメリット

・設計の自由度が高い: 柱や梁の位置を自由に設計できるため、

間取りの自由度が高く、大きな開口部や吹き抜けなども作りやすい。

・増改築がしやすい: 壁の位置を比較的自由に変えられるため、

将来的な間取り変更や増築がしやすい。

・通気性が高い: 軸組の間に空間があるため、通気性が高く、湿気による劣化を防ぎやすい。

 

軸組工法のデメリット

・工期が長い: 現場で職人が手作業で組み立てるため、工期が長くなる傾向がある。

・コストが高い: 職人の技術が必要なため、コストが高くなる傾向がある。

・耐震性にばらつきがある: 軸組の強度や接合部の施工精度によって、

耐震性にばらつきが生じる可能性がある。

 

2. 壁工法とは

壁工法は、壁全体で建物を支える工法です。

工場で生産されたパネルを現場で組み立てるため、プレハブ工法とも呼ばれます。

壁工法のメリット

・工期が短い: 工場でパネルを生産するため、現場での作業が少なく、

工期が短くなる傾向がある。

・コストが安い: 軸組工法に比べて、材料費や人件費が抑えられるため、

コストが安くなる傾向がある。

・耐震性が高い: パネル自体が強度を持つため、耐震性が高い。

 

壁工法のデメリット

・設計の自由度が低い: パネルの規格が決まっているため、間取りの自由度が低い。

・増改築がしにくい: 壁の位置を自由に変えられないため、将来的な間取り変更や増築がしにくい。

・通気性が低い: パネルで壁が覆われているため、通気性が低い場合がある。

 

3.地震時の揺れ方の違い

軸組み工法と壁式工法では、地震の際の揺れ方に違いがあります。

軸組み工法は各柱と梁の接合ポイントで揺れに耐えます。

その性質上、建物がしなることでエネルギーを逃がします。

一方壁式工法は、名前の通り壁による面でエネルギーに耐えます。

それゆえ、建物がしなることなく、一体となってエネルギーに耐えます。

 

4.レスコハウスのコンクリート住宅は?

レスコハウスのコンクリート住宅は、ご存知の通り

コンクリートパネルを使用した壁式工法です。

デメリットに記載されている設計の自由度については、

決められたパネルをうまく組み合わせていくことで、

十分ご要望に沿ったプランニングが可能です。

実は大空間や、吹抜も実現できてしまうのです。

コンクリート住宅だから無理かな?と諦める前に、

ぜひ展示場でスタッフにご確認ください。

また、増改築がしにくいというのは確かにその通りです。

ただ、構造躯体の耐久性は圧倒的に高いため、

スケルトン状態にしてフルリノベーションを行うことで、

全く違う間取りへと変えていくことは可能です。

また通気性については、逆に気密性がとてつもなく高いため、

全館空調により家中の温度をコントロールすることができ、

非常に快適な空間となるのです。

 

◆まとめ

軸組み工法と壁式工法では、それぞれにメリットとデメリットがあります。

そんな中でレスコハウスは、地震や災害が多い日本では、

コンクリートの壁式工法が命を守る最適な工法だと考えています。

また、気密性の高さから快適性も高まり、

非常に優れた工法だとお勧めできます。

軸組み工法にお住まいの方は、実際に展示場で壁式工法のレスコハウスの

住宅をご覧いただき、その違いを実感していただきたいと思います。

展示場来場はWEB予約が便利です。

ぜひ下記よりご予約の上、お越しください。

https://www.rescohouse.co.jp/form/reservation/

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに!