みなさんこんにちは。
お盆に突入しましたが、皆さん夏休みに入られたところでしょうか。
そんな時期に、非常に心配な状況となっています。
元々南海トラフ地震の危険が予測されていましたが、
まさにそのエリアで大きな地震が発生しました。
今回は、南海トラフ地震について改めて確認します。
◆8月8日に宮崎県で震度6弱の地震が発生
8日に発生した宮崎県の地震は、震度6弱と非常に大きな地震でした。
しかも南海トラフ地震の発生区域での巨大地震だったこともあり、
周辺のプレートへの影響も懸念されています。
気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性が
普段と比べて高まっているとして臨時情報を出し、
引き続き巨大地震への注意を呼びかけています。
しばらくは同程度の余震が発生する可能性がありますので、ご注意ください。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240811/k10014545691000.html
◆南海トラフ地震臨時情報とは
気象庁は、南海トラフ巨大地震が発生する可能性が、
普段と比べて高まったと評価された場合に「南海トラフ地震臨時情報」を発表します。
どのような流れで臨時情報が出るのかというと、以下の通りです。
①南海トラフ地震の想定震源付近で基準に達する地震が観測されます。
②南海トラフ地震臨時情報
③専門家による評価検討会
④巨大地震(警戒)・巨大地震(注意)・調査終了に分類
今回は、調査の結果「巨大地震(注意)」となり、
一週間程度日常雄備えを再確認するようにとのことです。
◆南海トラフ地震とは
気象庁によると、南海トラフとは
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て
日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する
海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といいます。とのことです。
南海トラフ地震が想定される一番西の端が、今回地震のあった日向灘周辺となります。
このプレートがずれることによって、地震が発生します。
南海トラフ地震は一定の周期で発生する地震で、これまでの歴史を振り返ると
おおむね100年から150年の周期で発生しています。
一番直近で発生したのは1944年~1946年の地震で、約80年が経過しています。
これからの30年で南海トラフ地震が発生する確率が70~90%と
言われていましたが、今回日向灘で巨大地震が発生したことにより、
これまで以上に切迫した状態となりました。
◆今まで以上に備えを
最悪の場合、想定死者数が32万人となっており、
非常に大きな被害となる恐れがあります。
日向灘の地震により、南海トラフ全体で地震発生の危険が高まっています。
避難場所や備蓄品など、改めて確認するようにしましょう。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに。
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