みなさんこんにちは。
もう9月の中旬だというのに、
まだまだ真夏のような暑さが続いていますね。
そろそろ本当に涼しくなってほしいものです。
東京では、22日ごろからの雨をきっかけに、
すこし気温が落ち着くようです。
もう少しの我慢ですね。
それにしても、今年の夏は非常に長いです。
四季の移り変わりが美しい日本ですが、
春と秋が少しずつ短くなって、
東南アジアのような気候に近づきつつあるように感じます。
スコールのような短時間大雨警報が出る機会も増えています。
天気や季節に関する常識が、まさに今変化しているということを感じます。
今回は、2023年の6月から8月の気温を振り返ります。
◆統計開始以降、最も暑い夏
気象庁の発表によると、2023年(令和5年)夏(6~8月)の日本の天候は、
夏の平均気温は北・東・西日本それぞれでかなり高くなったとのこと。
何と、日本の平均気温は統計開始の1898年以降で最も高くなりました。
つまり、今年の夏は過去125年間で、最も暑い夏だったのです!!!
1898年の統計開始以降でこれまで最も高かった2010年が平均+1.08℃だったのに対して、
何と今年は+1.76℃となり、どれだけこの暑さが異常なものかが
おわかりいただけると思います。
◆今年の降水量
夏の降水量は、台風や梅雨前線の影響により東・西日本太平洋側と沖縄・奄美で多かった一方、
北日本太平洋側で少なくなりました。
雨が降らないことによる水不足が懸念された時期があったこと、
皆様もご記憶になるのではないでしょうか。
特に北日本では雨が少なかったため、
米や野菜の価格に大きく影響するかもしれません。
天候の変化は、私たちの毎日の生活だけでなく、
お財布にも関わってくる問題なんですね。
出典
https://www.jma.go.jp/jma/press/2309/01b/tenko230608.html
◆熱帯夜や猛暑日は、今後も増加傾向
気象庁の発表資料によると、
熱帯夜や猛暑日は右肩上がりのトレンドを描いており、
今後も増加することが予想されています。
出典
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/himr/himr_1-3.html
もはやこれまでの常識は全く通じず、
これからは今まで以上に常識にとらわれない住空間を
考えていかなければならないということになります。
◆「エアコンを消さない」という新常識
これまでエアコンはつけたり消したりするのが常識でした。
各部屋ごとの個別エアコンのため、
使っていない部屋があれば消し、使う前につけていました。
しかし、その常識も段々と通用しない天候になってきています。
もはや家全体をエアコンの快適環境で制御し、
つけたり消したりすることがないような環境が
これからの新しい常識です。
将来的にはAIがその時々に判断し、住んでいる人の好みに合わせた
快適空間に家全体を調整するなんてこともできるようになってくるでしょう。
その意味で、桧家住宅やレスコハウスでご提供している
Z空調は、まさにこれまでの常識にとらわれない、
新しい時代の新常識だと思います。
実際にイメージがまだできないという方、
ぜひ展示場で確かめてみてください。
玄関入った瞬間から涼しい空気を感じていただけるはずです。
◆まとめ
例年に比べて、圧倒的に暑かった今年の夏。
しかし、おそらくこの記録はこの後更新されていくでしょう。
気温の上昇は、完全に右肩上がりのトレンドなのです。
これまでの常識は通用しません。
私たちも、これまでの常識にとらわれない住空間づくりに取り組んでまいります。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!
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