2022年12月17日

不動産関係の資格一覧!

みなさんこんにちは。

 

今年も残すところあと2週間となりました。

みなさんやり残したことはないでしょうか。

今年中にできることは終わらせて、

新たな気持ちで新年を迎えたいですね。

ここ3年は新型コロナウイルスの影響が非常に大きかったですが、

来年は新型コロナウイルスも落ち着いて、

以前のように人が集まることができ、

コンサートやスポーツ観戦では、大きな声で応援できるような

日常が戻ってきてほしいものです。

 

さて、今回は9月から12月に試験が集中する、

不動産関係資格についてご紹介いたします。

 

◆なぜか試験が軒並み9月~12月の不動産関係資格

家づくりや賃貸経営などにかかわる不動産関係資格は、

なぜか9月から12月が試験のものが非常に多い特徴があります。

不動産会社で勤務している人であれば、この時期は

ドキドキしながら過ごしている人も多いのではないでしょうか。

これから家づくりを検討される方や、土地活用で賃貸経営を

検討されている方にとっても、これからご紹介する資格の知識は

非常に役立つものですので、勉強してみるのもよいでしょう。

 

9月~12月が試験の不動産資格には以下のようなものがあります。

名称 種類 難易度
1 宅地建物取引士 国家資格 やや難しい
2 建築士 国家資格 1級:難しい、2級:やや難しい
3 賃貸不動産経営管理士 国家資格 普通
4 マンション管理士 国家資格 難しい
5 管理業務主任者 国家資格 やや難しい

上から順番に見ていきましょう。

 

①宅地建物取引士

言わずと知れた不動産系資格。

不動産の資格と言えば?と聞かれたら、

「宅建」と答える人がほとんどでしょう。

この宅建は、毎年10月に試験があります。

2022年の試験は終了し、先日合格発表もありました。

今年合格された方々、おめでとうございます。

合格率が約15%程度なので、継続してしっかりと勉強しなければ

合格することはできません。しかし、受験資格がなく、

他の国家資格と比較すると難易度が低めなので、

非常に受験者数の多い、人気資格です。

不動産業者にとっては、設置義務や独占業務があるため、必須の資格です。

民法や宅地建物取引業法、法令上の制限から出題されます。

非常に幅広い知識が必要になるため、宅建に合格すると

その他さまざまな資格へのステップアップも可能となってきます。

家づくりを始めるにあたって、基礎知識がないと

思っていたような家を建てることができず

計画が崩れてしまった!なんてことにもなりかねません。

宅建を勉強していれば、そういった部分を回避できますので、

勉強してみるのもありですね。

 

②建築士

建築士は、1級と2級があります。

(細かく分けるとほかにも種類がありますが。)

建築士は不動産というより建築業界において必須の資格と言えます。

級によって建てられる建築物の面積、高さ、構造に差があります。

また、建築物の設計と工事管理は建築士の独占業務となります。

学科試験は7月、製図が9月~10月となります。

建築士は受験資格のハードルが非常に高いので、

一般の方々が受験するのは難しいかと思います。

 

③賃貸不動産経営管理士

今、不動産系の資格で一番アツい資格と言えば、

この賃貸不動産経営管理士でしょう。

元々は民間資格でしたが、ずっと国家資格化するという噂のあった資格。

それが、2021年についに国家資格となりました。

それにともない、賃貸住宅管理業者にとっては必置義務が課せられるなど、

資格としての価値が急上昇中です。

こちらの賃貸不動産経営管理士試験は11月に行われ、

直近の合格率は31.5%でした。

これからさらに受験者数が増えることが予想され、

最終的には宅建と同じくらいの難易度となるのではないかと言われています。

この資格は、賃貸住宅の管理に関する知識を問われるため、

土地活用で賃貸経営を検討されている方にとっては、

有用な資格と言えます。受験資格もないので、誰でも取得を目指せるのがよいところですね。

 

④マンション管理士

マンション管理士は、マンションの管理組合に対するコンサルタントを

メインの業務にするための国家資格です。

マンションの管理人と勘違いされがちですが、

マンション管理士はマンションの管理運営のアドバイザーという立場になりますので、

業務内容は全く異なります。

この資格は、11月に試験が行われます。また、直近の合格率は9.9%と、

何と10%を下回ります。非常に難関資格と言えます。

マンションの数はどんどん増えており、かつこれからは

そういったマンションが築年が古くなっていきます。

マンションも戸建ても同じですが、築年数が古くなれば、

問題が発生する頻度が増えていきます。

マンション管理士として、コンサルを求められる機会も増えていきますので、

今後、さらに需要が増える資格と言えるでしょう。

マンションにお住まいの方にとっては、自分の住んでいるマンションの

管理状況等をより鮮明に把握することができ、非常に役立つこととなるでしょう。

※合格までのハードルは非常に高いですが。。。

 

⑤管理業務主任者

管理業務主任者は、マンション管理士と試験内容がほぼ同じです。

なぜ2つ資格があるのかというと、マンション管理士が

マンションの管理組合に対するコンサルタントなのに対して、

管理業務主任者は、マンション管理業者側の立場で、

マンション管理をプロとして行うための資格と言えます。

マンション管理業者は、この管理業務主任者の必置義務があります。

試験は12月にあり、直近の合格率は19.4%です。

宅建とも試験範囲が非常に重なる部分がありますので、

ステップアップとして取得を目指す方も多いです。

 

◆今から準備すれば、どの資格も来年合格を目指せる!

建築士以外は、受験資格がありません。

また、国家資格である宅建であっても、

一年間しっかり勉強すれば十分合格が可能です。

不動産系の資格は、9月~12月に試験が行われるものが多いので、

今から準備すればどの資格も合格圏にたどり着くことができます。

そしてどの資格も、家づくりや賃貸経営に非常に役立つ資格です。

インスタやブログで、今流行りの家づくりの情報収集を

することも大切ですが、まずはしっかりとした基礎知識をつけるという意味でも、

上記のような資格の勉強をしてみてはいかがでしょうか。

 

今回もお読みいただきありがとうございます。

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次回の更新もお楽しみに!