みなさんこんにちは!
11月も下旬となりました。
新型コロナウイルスの新たな変異種が発見されたというニュースが
ありましたが、国内の新規感染者数はどんどん減って、
東京都でも10人台というところまできています。
約2年間新型コロナウイルスに影響されてきましたが、
来年こそはそこから脱却したいものです。
さて、今回は東京都が実施したテレワーク実施率調査から、
今後の家づくりについて考えます。
◆テレワーク実施率調査
11月11日、東京都が都内企業のテレワーク実施率調査の
結果を報告しました。
ポイントは以下の通りです。
・都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は55.4%。
9月の前回調査(63.9%)に比べて8.5ポイント減少。
・テレワークを実施した社員の割合は、48.4%と、
前回(48.9%)に比べて、0.5ポイント減少。
・テレワークの実施回数は、週3日以上の実施が48.7%と、
前回(49.6%)に比べて、0.9ポイント減少。
テレワークに関する各種の数字が減少しています。
東京都で10月1日から緊急事態宣言が解除され、
やっと今まで通りの生活に近づいてきたところです。
緊急事態宣言解除に合わせて、テレワークが減少したことが
今回の調査結果からわかります。
もうすぐ11月が終わりますが、11月は10月よりも
さらにテレワークの実施率は下がるでしょう。
◆テレワーク優先の家づくりは危険?
今回の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、
なかば強制的にテレワークや働き方改革が普及しました。
かなり無理をしてテレワークを行っていた企業もあるのではないかと思います。
おそらくたくさんの方が、急に導入されたテレワークに対応するため、
ご自宅にテレワークスペースを設けたりなど対応を求められたはずです。
ハウスメーカーも例外ではなく、ニューノーマルな家づくりに
対応した商品として様々な商品を投下しています。
しかしここにきて、テレワークが減少し約半数の方が
週の半分以上は出社しているという状況になりました。
確かに新しい働き方としてテレワークが普及したことは
非常に良いことなのですが、完全にテレワークに重きを置いた
家づくりをするのは時期尚早かなと思います。
いざというときに家でも仕事ができるというような状態とする。
仕事をしていない時には別の使い方ができる、
そんなユーティリティーなスペースが今の家に求められて
いるのではないかと思います。
◆これからの家づくり
これからの家づくりは、ある決まった暮らし方に
特化した家ではなく、変化していく暮らしたに対応できる家が
求められています。これからの暮らし方がどんなふうに変化していくのか、
それはまだわかりませんが、刻々と変わる暮らし方に
対応できるよう、長寿命で柔軟性のある家を建てたいものです。
以上、今回もお読みいただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!