2021年10月16日

関東で震度5強の地震

みなさんこんにちは。

 

暑い日があったり、長袖でも肌寒い日があったりと

季節の変わり目で気温が安定しません。

新型コロナウイルスの新規感染者数は激減したものの、

体調を崩しやすい時期ですので、まだまだ気を付けましょう。

 

さて、今回は10月7日に発生した震度5強の地震について取り上げます。

 

◆関東で震度5強の地震が発生

10月7日22時41分、千葉県北西部を震源とするマグニチュード5.9の

地震が発生しました。埼玉県や東京都で震度5強を観測したほか、

神奈川県、千葉県などでも震度5弱を観測しました。

東日本大震災以降、大きな地震を経験していなかった方にとっては、

非常に驚かれたのではないかと思います。

 

◆地震によって起きたこと

今回は、震度5強だったので人的被害はほとんどありませんでした。

ただ、今後震度6や7の地震が来た際に気を付けなければならないことが

浮き彫りになった地震でした。

今回の地震によって発生した事象として、以下のようなものがあります。

・水道管の破損による漏水

・鉄道の遅れ

・エレベーターの停止

 

◆水道管破損による漏水

今回の地震では、水道管の破損による漏水が

都内だけでも30か所発生しました。

老朽化しているということもありますが、

そもそもの水道管の耐震性という部分にも心配になってしまいます。

今後震度6や7の地震が発生した場合、より大規模に

水道管の破損が発生し、広範囲で断水が発生する可能性という

危険が浮き彫りとなりました。

また、ガスも揺れを感知して供給を停止するため、

地震によって水道、ガスといったライフラインが停止する

ことへの備えが、現実的に必要なのだと改めて感じました。

 

◆鉄道の遅れ

夜に地震が発生したこともあり、

鉄道がストップしたことで帰宅困難になった方もいらっしゃったのでは

ないでしょうか。

翌日以降も鉄道各社によって状況は違いましたが、

お昼過ぎまで遅れや運休が発生している鉄道もありました。

私たちの移動は、大部分が鉄道に支えられています。

その鉄道がストップすると、「移動」ということが本当に難しくなるということを

痛感しました。また、自宅に防災グッズを常備するだけでなく、

会社や日ごろ持ち歩いているカバンにも、

いざという時に役立つものをそれぞれ準備するべきだと感じました。

 

◆エレベーター停止

今回の地震により、多くのエレベーターが停止しました。

一度エレベーターが停止すると、

点検をして再稼働となるため、

すぐに復旧することはできません。

かつ、地震によって多くのエレベーターが止まっている状況では、

復旧に相当な時間がかかることが予想されます。

特に高層階にお住まいの方にとっては、

非常に大きな問題となりますので、

 

◆日々の備えの大切さ

今回の地震で、震度6や7の地震が発生した場合、

ライフラインである水道やガスはほぼ確実に止まるだろうということが

想像できます。また、復旧までの時間も特に首都圏では

具体的にはわかりません。そうなると、日々の備えとして

水や食料等の確保が本当に大切なのだと考えさせられます。

また、地震は家にいるときに起きるとは限りません。

会社や、日ごろ持ち歩いているカバンにも、いざという時の

備えをいくつか準備しておくと安心です。

10年ぶりの首都圏の震度5強の地震は、

これまで以上に私たちに災害への備えを意識づけることとなりました。

 

今回もお読みいただきありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに!