みなさんこんにちは!
今回は3月19日に閣議決定された、
住生活基本計画について取り上げたいと思います。
◆住生活基本計画とは
「住生活基本計画(全国計画)は、「住生活基本法」(平成18年法律第61号)に基づき、
国民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な計画として策定されています。
計画においては、国民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する目標や
基本的な施策などを定め、目標を達成するために必要な措置を講ずるよう
努めることとされています。」
国土交通省ホームページより(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000032.html)
おおむね5年ごとに見直され、その時の住宅の課題に対して
課題克服の目標を定めて取り組むこととなっています。
目標設定については、その時々のトレンドが盛り込まれることもあり、
世相を反映しているとも言えます。
今回は目標の中から、2つ取り上げたいと思います。
◆「新たな日常」やDXの進展等に対応した新しい住まい方の実現
新型コロナウイルスの蔓延によって、日常は大きく変わりました。
住宅ももちろん例外ではありません。
これからの住宅に求められるのは、住宅の中にテレワークスペースを確保すること。
また、人と接触することなく荷物が受け取れる宅配ボックスの設置などです。
職住一体となると、首都圏一極集中だった流れが
地方移住という選択肢も現実的となります。
これから新型コロナウイルスを克服したとしても、
リモートワーク自体なくなるわけではなく、
より工夫されながら継続されていくでしょう。
住宅については郊外や地方移住ということも選択肢に入れながら、
より快適な住宅での仕事や生活を今までよりも進めていくことを目標と
しているわけです。
◆頻発・激甚化する災害新ステージにおける安全な住宅・住宅地の形成と被災者の住まいの確保
災害が頻繁に起きるようになり、さらにその災害が激甚化することで
新ステージになっているがわかります。
その新ステージの災害に対して、安全な住宅を建てることが
目標として定められています。
特に、住宅の耐風性等の向上、住宅・市街地の耐震性の向上や、
災害時にも居住継続が可能な住宅・住宅地のレジリエンス機能の向上も
目標の中に入っています。
まず耐風性能ですが、これは単純な風に対する強さだけが
高ければよいというわけではありません。
強風時には、様々なものが飛んでくる可能性があります。
そういった飛来物に対して、構造躯体などが損傷しないような
頑強な構造でなければなりません。
その点、コンクリートの住宅は非常に大きな優位性があると言えます。
住宅、市街地の耐震性の向上についても、住宅をコンクリートで
建てる、住宅地をコンクリートで建てれば地震被害を大きく減らすことができます。
さらに災害時にも居住継続が可能な住宅・住宅地の
レジリエンス機能の向上については、
避難所の不足などによって非常に重要な課題かと思います。
レジリエンス機能の向上はもちろん重要ですが、
災害時に建物の損傷がない場合でないと、
肝心のレジリエンス機能を発揮することができません。
こちらもコンクリート住宅であれば、
阪神淡路大震災でも熊本地震でも構造躯体の損傷がゼロでした。
そういう意味では、レジリエンス機能はコンクリート住宅との
相性が抜群と言えます。
◆まとめ
新たな住生活基本計画が閣議決定されました。
新型コロナに対する新しい生活に対応した住宅や、
頻繁に起こる激甚化災害に対応した住宅の確保が目標となっています。
特に災害への強さについては、コンクリート住宅に勝るものはありません。
コンクリート住宅が気になる!という方は、ぜひ一度
資料請求をお願いいたします。
https://www.rescohouse.co.jp/form/request/
以上、ご覧いただきありがとうございました!